〈見わたすかぎりのささ原や、 ぬまや、湿地や、林のなかに、 高いにれの木が一本あった。〉 小学校高学年の頃に教科書に載っていた「にれの町」の書き出しである。 印象深い詩だった。 北海道が切り拓かれていくさまを、にれの木の「目」を通して詠んだ作品…
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