餃子


 今夜は家で、王将の餃子を焼きました。

 王将といえば、高校生の頃。大阪、曽根崎署の裏に出来た店に、クラスメートと学校帰り、よく食べに行きました。

 当事、大きさは今の1.5倍ぐらいのボリューム。今なら5人前ぐらいでも食べきりますが、あのジャンボ餃子は食べ盛りの高校生でも3~4人前で適量でした。

 
 あの店のメニューは「餃子」だけ。



 「時代は変わる」とボブ・ディランが歌っています。

 「餃子の王将」「大阪王将」。どちらがどうと、そんなことはどーでもいいんです。

 とにかく高校生以来の馴染みの味。

 でもほんとはね。

 脈絡なしに言うとね。

 


 へへっ・・。「萊萊(みんみん)」の餃子が実は一番好きなんです。

 JR天満駅近くのややこしい路地にある萊萊。

 亡き父親に幼い時によく連れて行ってもらいました。

 あの餃子と中華キュウリ(漬物)の味が、カッテージチーズのように柔らかかった脳みそに染みていったから、今でも一番なんでしょうね。

 ジュワーッ系の餃子。

 今もパリッ系よりジュワーッ系が好き。

 無理やり片栗粉で「羽根」を作ったやつとか、はやりの「両面焼き」なんて、、、
 あかんでしょ。

 餃子を思い、父親を振り返る。

 なんだか、妙な晩です。