桜の道

 昼休みに大阪・扇町公園の桜を愛でてきました。


 バックが普通のマンションという構図がお気に入り。

 散るときも通りたい。

 道は歩くためよりも 春にはむしろ見るためにある
 二人で歩いたこの道も 舞い落ちるピンクの花びらいっぱい

 私が歩くたびに はらはらと散る花びら
 私が息をするたびに 心の中まで散る花びら

 まるであいつと別れるまでの 数え切れない思い出を
 一つずつ懐かしむように 山国の遅い桜は散る

 まるであいつが桜の陰に 隠れているようなときめきを
 柔らかく包み込むように 山国の遅い桜は散る(風 桜の道)