アク

 アクが強い同僚のTさんと一緒にタケノコを食べに行った。

 掘りたて。

 皮のままオーブンで焼くと、香ばしいにおいに食欲がそそられる。

 アチチと手で一皮剥くと、つるん。

 ワサビじょうゆでかみしめると、口の中でむわ〜んと風味が広がる。



 でも食べ過ぎてはだめ。2皿も食べると、なんか口の中がやばい。

 ほうれん草を食べ過ぎた時、歯の裏にカルシウム感が残る、あの感覚。

 これがタケノコのアクというやつか。



 少しだけ食べるほうが値打ちが上がる。たくさん食べるのは、こうして米のとぎ汁でよ〜く煮て、ちゃんとアクをとってから(ちょっとグロいけど)。
 かつおだしでワカメを入れた若竹煮が王道。

 でもアクが強いほうが印象に残る。
 人間も同じ。




 とかなんとかいいながら、呑むわ呑むわ。。。

 Tさんもダバダ火振に手を出し始めた。

 最近知り合ったこわもての某商社マンもダバダをダバダバと。

 それでも地球は回っている。。。



 カレーにはウコンが入ってるから、二日酔いに効くだろうと、えーかげんな思いから、翌日のランチは野菜カレー370円。アル中で手が震えて、ピントが合わなかった。

 そしてワイドショーでは「二股」の話ばかり。。。